ダイエットのモチベーションを上げるのは正直、簡単じゃないですよね。もう慣れ切ってしまった習慣を変えるのは大変なこと。でも、続けているとちゃんと効果が見えてくるから、そこでモチベーションが一気にアップすることも。
だから、まず「続けやすい工夫」を取り入れることが大事です。
いくつか脳の仕組みを活かしてモチベーションを上げる方法を紹介しますね。
1. 小さな目標を立てる
「10キロ痩せたい!」と大きな目標を掲げるのも良いですが、やっぱり最初は挫折しやすいんです。
まずは「今週1キロ減らす」「毎日10分の運動を続ける」など、小さいけど達成感のある目標を作ってみてください。
達成したら「よし!できた!」っていう気持ちで、充実感を得られ、次も頑張ろうと思えますよ。
簡単な目標を作るメリットは「達成しやすいから」です。
ダイエットは続けることが最も重要なので、まずは無理なく続けられることが大切です。
小さい目標にすることで、「できた!」という達成感を早い段階で味わえるため、モチベーションが保ちやすくなります。この達成感が「次もやってみよう」という気持ちを引き出し、だんだんと自信がついていくんです。
逆に、大きすぎる目標を最初から掲げてしまうと、達成までに時間がかかりすぎて「全然進んでない…」と感じやすく、やる気が下がりやすくなります。結果として「もういいや」と諦めることにもつながりがちです。 つまり、小さい目標は達成感を感じる頻度が増えるため、やる気を保ち、続けやすい習慣にしてくれるというメリットがあるんです。
小さな達成感の積み重ねが「自己効力感」を高める
小さな目標を達成するたびに自分を褒めることで「自分はできる」という感覚、いわゆる「自己効力感」が育まれます。
心理学的には、自己効力感が高い人ほど目標達成がしやすいことがわかっています。
達成感のある行動を繰り返すと、脳はその成功体験を記憶し、次の行動への自信や意欲が高まるんです。
2. 自分を褒めるタイミングを決める
ダイエットを続けている自分を時々褒めるのもモチベーションアップに効果的です。
たとえば、1週間続いたら「自分にご褒美」として好きな映画を見る時間をとったり、友達とカフェでまったりする時間を作るなど、達成のたびに自分にリワードをあげてください。
ダイエット中に自分を褒めるタイミングを決めることで、続けやすさがぐっと増します。具体的にどうやって褒めるタイミングを作るか、いくつかおすすめの方法をご紹介しますね。
1. 週末ごとに「自分ご褒美タイム」を作る
毎週の終わりに「1週間頑張った自分」を振り返ってご褒美タイムを作るのがおすすめです。
たとえば、お気に入りのドラマをゆっくり観る、気になっていたスムージーを飲みに行く、リラックスするために入浴剤を使ってゆったりお風呂に入るなど。
これがあると「また1週間頑張ろう!」という区切りになり気持ちを新たにリセットできます。
ご褒美の「報酬系」を活用する
私たちの脳には「報酬系」という仕組みがあり、達成感や喜びを感じたときにドーパミンが分泌され、やる気がアップします。
このドーパミンは「またやりたい!」という気持ちを引き出し、習慣作りに大きな役割を果たします。
特に小さな目標をクリアした時や、週末のご褒美タイムを決めておくと、ドーパミンの分泌が促進され、やる気が続きやすくなるわけです。
自己肯定感の向上で「脳のネガティブバイアス」を緩和する
人間の脳は本来、ネガティブな情報を優先して記憶する性質(ネガティブバイアス)を持っています。でも、自己肯定感を高める行動(例:自分を褒める)を繰り返すことで、脳の中の前頭前野という部分が活性化し、ネガティブバイアスが緩和されます。
結果として、ポジティブな意識が高まり、ダイエットに対するやる気が続きやすくなります !
2. 小さな目標を達成するごとにプチリワードを設定する
先ほどの自分ご褒美にも似ていますが、「3日間続けられたら」「500グラム減ったら」といった小さな目標を達成したら、自分にプチリワードをあげるのも効果的です。
プチリワードには、特別なお茶を飲んだり、お気に入りのボディケアをしたりと、自分がちょっと嬉しくなることを用意しておくと良いですね。小さな成功の積み重ねが自信になります。
3. モチベーションノートに「頑張った記録」をつける
ノートやアプリに「今日やったこと」を書いて、そこに一言、自分を褒めるメッセージを残してみましょう!
「今日はストレッチを10分続けた、自分すごい!」とか「お菓子を我慢できた、偉い!」といった感じで難しいことはいりません。LINEでメッセージを打つ感覚で大丈夫。書いていくと、後から読み返したときに自分がちゃんと努力していることが実感でき、やる気が出てきます。
モチベーションノートで「セルフリフレクション」の効果を活用する
モチベーションノートをつける行動は「セルフリフレクション(自己反省)」の一種で、これは脳のメタ認知機能を高めます。
メタ認知機能は、簡単に言うと「自分の考えや行動を振り返って、もっと良くするために考えられる力」のことです。たとえば、食べ過ぎたと感じたときに、「どうして食べすぎたのか?ストレスが原因かな?」「次はどうすれば食欲を抑えられるだろう?」と振り返ることで、同じことを繰り返さないように工夫するのがメタ認知です。
メタ認知を使うことで、自分の行動や習慣に気づき、ダイエットをもっと計画的に、無理なく続けられるようになります。
メタ認知が高まると「自分が今どの程度頑張っているか」が客観的に理解でき、意識的に目標を調整したり、自己評価を上げたりできるようになります。
脳が「自分の行動を管理している」という感覚を持つことで、モチベーションが安定してくるんです。
4. 「特別なご褒美」を決めて長期的な目標にもつなげる
例えば「1か月で2キロ減ったら新しいヨガウェアを買う」や「3か月続けられたらスパでリフレッシュ」など、長めの目標にもご褒美を設定してみましょう。
これがあると長期的なモチベーションにもつながり、ダイエットの成功に近づく実感を持てます。
どれも「自分を大切にする」意識を持つための方法です。無理せず自分を労わりながら、ポジティブな気持ちでダイエットを続けられると良いですね!
長期的な目標へのご褒美で「未来の自己」を強く意識させる
長期目標にご褒美を設定するのは、脳の「報酬遅延耐性」を鍛えるためにも効果的。脳科学的に、人は今得られる報酬に強く惹かれる性質があるため、長期的な目標を達成するのは難しいとされています。でも、未来の自分にご褒美を設定しておくことで、「将来の自分に投資する感覚」が生まれて、長期目標への意欲が維持しやすくなるんです。
5. ビフォーアフター写真を撮る
体重計の数字だけだと変化がわかりにくいこともあるので、月ごとにビフォーアフターの写真を撮ってみましょう。特に、数字に出にくい部分が少しずつ引き締まってきたり、体のラインが変わってくるのを実感しやすいです。
変化が見えると、さらにやる気が湧いてきますよ。
6. 目標を紙に書いて貼っておく
目に見える場所に自分の目標を書いた紙を貼っておくのも効果的です。
冷蔵庫とか、お風呂場の鏡とか、自分がよく目にするところに「何のためにダイエットしてるのか」を書いておくと、つい食べ過ぎそうな時やサボりそうな時に「あ、そうだった!」って思い出せます。
7. ダイエット仲間を作る
一人でやってるとどうしても続かなくなる時がありますよね。そんな時は一緒にダイエットしてる仲間がいると、励まし合ったり、経過を報告し合うことで「私もがんばろう!」って思えます。
SNSやオンラインコミュニティでもOKなので、気軽に話せる人を見つけてください。
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8. 無理なく続けられるメニューにする
ダイエットをする上で「無理なく続けられる」というのは一番大事かもしれません。
完璧を目指さず、時には休むことも計画に入れておくと「やめたい」という気持ちが少なくなります。
ダイエットもマラソンのようなものなので、ペース配分が大事!!
これらの方法は、脳の報酬系や自己効力感、メタ認知機能、ネガティブバイアスの緩和などを活用して、ダイエットのモチベーションを長期的に高められます。あなたの意志が薄弱とかそういうことではなく、脳の仕組みを使いこなせるかがキーポイント!
科学的な根拠に基づいた方法であれば、ただの気分頼りよりも実践しやすく、継続に繋がりやすいですね。 まずは小さな目標をクリアして、少しずつステップアップしていきましょう!
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執筆者情報
Luna(ルナ)
- 資格: JDSAダイエットプロフェッサー / 全米ヨガアライアンスRYT200認定インストラクター
- 学習歴: 香港大学提供 筋骨格系解剖学オンラインコース修了 / スタンフォード大学提供「Cooking for Busy Healthy People」オンラインコース修了
- 専門分野: ヨガストレッチ、ダイエット指導、健康プログラム開発
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